今後それに加えて色々な分野の出来事に対して
個人の意見を述べたブログを混ぜていきたいと思います。
専門的な知識を持つ人から見れば未熟な文章になると思いますが、
広い心で読んでいただければありがたいです。
北村です、政治について書きます

今年5月、ギリシャで国民が暴動を起こし、
多数の死傷者がでる痛ましい事態が起こりました


財政再建をはかるため政府が打ち出した政策に
国民が反発を起こしたのです

一体なぜこのようなことになったのでしょう

ギリシャは2001年にユーロを導入しました。

観光国であるギリシャにとってユーロ導入は
貨幣交換の手数料や手間をへらし観光客の増加が望め、
貿易もスムーズになり、メリットがあるわけです

ところで、ユーロ加盟にはユーロの信頼のため、条件があります

財政赤字が対GDP比にたいして3%未満でなければなりませんが、
今回ギリシャには13.6%の赤字があることが発覚したのです

ユーロに加盟したくて嘘をついていたわけです。
これが現在のユーロ安の発端といわれています。
ギリシャは欧州連合に助けを求めました。

そこでEUとIMFは2010年5月に
3年間で1100億ユーロ(約13兆円)の金融支援に合意 。
ただし、ヨーロッパの国々に対して助けを求めるなら
まず自ら身を切らねばならず、
ギリシャ政府は公務員を3万人削減や年金支給額の減額など
緊縮財政を打ち出したのです

それに国民が反発を起こしたというわけです。
ここからは自分の感想、意見です。
ギリシャが嘘をついてまでユーロに加盟したのは、
そうしなければ国はよりまずいことになるという
判断の結果の決断だったのではないでしょうか

財政を立て直すためにもユーロ加盟の利を生かし、
嘘がいずれわかるその時までに赤字を解消することのほうに
この国の安否を考えたのではと想像します。
再生のほかの方法があるなら訴えるべきだと思いますが、
暴動を起こしても避けられないことで、
さらに自らを苦しめることになるならば、
そのエネルギーをぜひ再建に向けて注いでもらいたいと思います。
受け入れなければいけないことを後回しにできないのは、
日本にとっても他人事ではないのではないでしょうか

以上、北村でした。
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